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古民家再生 研修③ 

古民家再生。
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長野県北杜市須玉地区の地区200年の古民家。
古民家再生の研修生たちは、6泊屋根と鍋をともにした仲間たち。2日間、私達の研修グループも参加しました。研修に来て何がよかったかって、それは仲間。そして、どの研修生も言うのが、実は食事(笑)
無農薬のお米と、樽で6年仕込んだ味噌、野の花なんかが材料。、毎日、古民家から出た廃材で火をおこして、みんなで結んだ御結びで一汁一菜の食生活。
今までコンビに弁当も普通に食べてた子が、研修から戻った日に東京でカレーを食べたら「ううっツ」って思ったらしい。体がこれは自然じゃないって感じたらしく、これからは自然なお味噌を買おうなんていっているくらいの変化だったと言っていたよ。

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さて、古民家。
家の中にいて自然と分断されない空間、気持ちよかった!古民家も、伝統も、集落も、それをとぎらせることなく、つないできた先人がいて、今あることを目の前に感じた。
作業は10センチ以上も積もる、塵や灰を掃除し、床も壁も朽ちたところは解体し…黒くなり、咳き込み…そんな地道な作業を続け…(これをしたのは、私たちより以前に研修をした人達です!!)
床は杉板張り。(低温乾燥の生きているかんなで削った板。今の普通の板は高温で乾燥させ、機械できるから、断面が粗く、30年もたないという。)
壁の漆喰塗り。得意になってきて、模様なんかを入れてみる。

棟梁さん、左官さん、畳屋などがきて、いろいろな事を教えてくれた。
昔のつくりは、基礎は何百年ももつ。石の上に、柱を立てる。釘は使わず、柱と柱を引き合うように材を組む。壁や板など変えられるところは、一世代持つらしい。築200年、カビはみられない。

畳屋さんの薀蓄。たたみの厚さは2尺(約6センチ)。3層から5層のつくりになっていて、生きている。畳も呼吸している、だから、家の中でも、自然がある。それが、今で言う癒し。畳には「あがる」という。だから外履きは脱ぐのが当然だった。今の人は、すりっぱで畳を踏んでいる。それでは、畳が生きられないという。
今は、たたみ自体が、薄くて軽くなっている物がほとんどだから、素材は中は発泡スチロールで表面だけの物。イグサも国内で生産される物は少なく、輸出する国にとって素材は単価が安いから、加工したものを日本が輸入しているんだって。畳は日本の文化を思っていたけど、グサっときました。

じゃぁ、今の家は?30年もつ。釘は朽ちるし、材も粗い。そうだから地震にも弱い。隙間のない家は、一週間もあければ、カビが生える。ちょうどローンを返したときに、家を買うかリフォームが必要だから、またローンが出るという、ある人にとっては素晴しいターンであるらしい。

古民家の再生と共に、私達の意識が再生されていく。そういうものに出会えた事、つないできた先人たちにに感謝。愛がとう。

もう一つ、感動したのは、古民家再生の研修コーディネーターの方の言葉。毎回、感動していたのだけどその一つを残そう。
「塵の中、黒くなっての掃除が何日も続き、その人達を前に一日でも早く掃除から解放してあげたいと思った。そんな中、自分の左手を骨折し、孫が生まれ、畑の収穫物をし研修生に運び、健康が気にかかる人もいて… そうして、全員が生き生きとし、古民家が見事に美しくなった。…
『すべてなかった。』苦労なんてなかった。そうだった。ただ、素晴しいみんなと出会っただけ。」







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