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臨床研究会発表『今リアルに起きていること、そして私たちはどこへ向かうか?』 

「発表」
私が震災で避難してきて、それからテーマになっていたテーマの提起を、医院として参加した臨床研究会で院長と共同発表してきました。職場のブログから書いています。

テーマはというと・・・
『今リアルに起きていること、そして私たちはどこへ向かうか?―大震災後のPRAの可能性と貢献に焦点をあててー』なんとも大きなテーマですね☆
どうぞお読みくださいませ。
みなさまとともに、今ここからの視点で、このことに向き合いと思いますので、感想などございましたら、気軽にメッセージをくださいませ。

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『今リアルに起きていること、そして私たちはどこへ向かうか?―大震災後のPRAの可能性と貢献に焦点をあててー』

当初は臨床の結果の発表をする予定でしたが、京都にて放射線に詳しいヘレン・カルディコット博士(医学博士・小児分野・ノーベル賞受賞)が来日し医療者・専門化向けの講演を行なう同日、これからの医療と意識と本質に寄り添うケアに向けた提起の必要性を感じて、このテーマの発表となりました。このテーマは、東北で大震災と原発事故を間近に体験し避難した看護師と、京都で産婦人科地域医療をしてきた院長が日々討論を織り成して、今後に向けて準備していた、検討中の議題でした。

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大飯原発再稼動反対直接行動のお読みいただきたい報告。 

どうかお読みくださいませ。
ここ日本で起きている、世界が注目している6月30日、7月1日の福井は大飯原発再稼動反対直接行動の、生きた読み応えのある報告です。
私も帰ってきてから丁度1週間経ちますが、京都での人との挨拶が「行った?」「私も~」「どう?」となっています。その会話の空間には、言葉にしなくとも暗黙の了解と安心があるような感じ。(当日の日記http://yuinoaru.blog60.fc2.com/#entry214

2つ紹介させていただきます。
まずあの日ドラムをたたき続けてくれたピカチュウさん、写真と文章から現場の空気がリアルに感じ取れます。それを胸いっぱいに吸い込み、その上でのnonukesdirectactionさん考察に進んでいただけたらなと思います。

2つの報告は
いつも同じ志でお世話になっている守田さんのブログ
【明日に向けて(504) の大飯原発再稼動反対、現場はかく行動した!(中)】
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/274f937538a883b243c750694bc5311a
にて紹介いただき、読んだものです。こちらには、守田さんの今回のことの意義と掘り下げ、またこれらの報告について「今回の行動をさらに前に進めるために必須な、私たちの思想的トレーニングにもなるのではないかと思い」というメッセージがありますので、こちらもぜひ読まれてみてくださいませ。

ピカチュウさんの「反発し、戦い合うループは断ち切る時代に私たちは生まれたんだ。」に共感します。
価値観や信念の違いを超えて、元のつながりへと進む、リアルな直接行動であったと、私は確信しています。正しいかどうかということではなく、今起きている全体のことを自分のこととして触れてみてくださいませ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ピカチュウさんの報告

PIKALOGGG☆!!!
http://pikaloggg.blogspot.jp/2012/07/dommunfukushimataiyo33osaka-54.html

nonukesdirectactionさんの考察(7月4日、5日)

「大飯原発ゲート占拠・封鎖を経験して――未完のままの出来事」
http://senkyohusa.exblog.jp/

大飯原発再稼動反対直接行動に行ってきました。 

皐月十二日(7月1日)。

20120701.jpg
今、私たちの日本で起こっていることです。
夜明け前に出かけ、福井県大飯原発ゲート前に行って、帰ってきました。大飯原発再稼動反対直接行動のためです。今もライブ中継
http://www.ustwrap.info/multi/iwj-fukui1%3A%3Aiwj-oita1%3A%3Ayuzuru-k%3A%3Aiwakamiyasumi
をおこなっていますが、劇雨が降ったり止んだりの中、身体をはった行動がもう24時間以上続いています。
現地にいらしたのは10代から80代くらいまでの方から、子どもをつれた家族まで。東北や東京、京都からも、この為にバスを出してきていらっしゃいました。目的は原発のない未来と、命を繋ぐこと。お互いの身体・疲れ・休憩・食事等を気遣いながら、笑顔を大事に集まっていました。特定の集団ではなく市民です。非暴力であることを、協力して細々と確認しあいました。
また、囲むように関電関係者さん、警察機動隊さん、テレビ局さん等がいました。

特に福島から今日のために来ていらした方の声は、私たちだけでなく、警察官などそこにいたすべての人へも少しは響いたと、心では期待しています。勝手ですが、その方の願いでもあると思うので、その声を聴いて私が感じたことをここに書かせていただきます。(このように話したということではなくて、私が聞いて感じたことです。)

福島の方は最後に、「本当は、本当はもっとこの場にいたいけど、4号炉が危ないので今から福島に帰ります。福島に戻って、避難するので帰ります。福島にまだ家族などがいます。どうぞみなさん原発の再稼動を阻止して・・・」とそこにいたすべての人に言って、昼頃に福島へ帰る道につかれました。

響き続けた
ふるさとを返せ。未来を返してください。再稼動反対。
自然に帰れ。子どもに還れ。未来のために。
などと繰り返すコールが24時間以上鳴り止まない。


今、同じ島に起こる福島原発事故のその事故も痛みもまったく解決していない。
私の家族も友人も、宮城・福島にたくさんいるから、4号炉のことは気が気でない。
事故の起こった原発で、被爆労働者たちが身体を張って、現場で戦っている。これまでも何度も奇跡的に救われてきたのは、彼らのおかげ。彼らはふるさとも、家族も愛する人もある、私たちと同じ人たち。
被爆しながら働く労働者が足りていないのに、福島が解決していないのに、大飯を再稼動するなんてどういうこと?


誰かが決めて大飯原発再稼動をしようとするこのタイミングで、世界の中で最も危惧されていた4号炉が冷却停止とは、何の神計らいだろうと思えてきさえする。もう、自然に逆らってはいけないと思う。気がついて正論言ってるだけより、本当に福島の痛みを直に聞き分かち合い、省み、そこから明るい未来をイマジンし、行動するほうがいいって思う。大人の責任の取り方をした方がいい。責任として何が大事かは、子どもだってわかる。

どうか彼らを、私たちをよき方向に護ってください。
ライブは日本の世界の8万人以上の人が、大飯のことをみています。どうか私たちの仲間を護ってください。
20120701②


大飯原発と共に
福一4号炉は(いちよ午後に冷却開始となったそうだけれど)より丁寧に慎重にみているべきときだと思うので、
以下、6月30日の福島第一原発4号炉使用燃料プール代替冷却システムが自動停止の件について、おしどりマコさんのtweetが参考になるので、各ツイートをつなげる作業だけしたものをまとめておきます。内容の確認は自己責任で行ってくださいね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【東電からのメール6月30日16:41】
本日午前6時24分頃、福島第一原子力発電所4号機において、使用済燃料プール代替冷却システム異常に関する警報が発生し、使用済燃料プール代替冷却システムが自動停止。・その後、現場にて漏えいがないことを確認。
なお、システム停止時の4号機使用済燃料プール水温度は約31℃(仮設温度計の指示値:33.3℃)で、プール水温度上昇率は0.486℃/hと評価。現場制御盤にて「UPS故障」、「UPSバイパス給電」、「熱交換器ユニットAトリップ」および「熱交換器ユニットBトリップ」の警報が発生していることを確認しましたが、原因については現在、調査中。なお、午後4時現在のプール水温度は35.8℃(仮設温度計の指示値)で、使用済燃料プール水の温度が保安規定上の管理温度の上限である65℃に達するまで、約60時間と予測。・現在、現場調査中ですが、新たな情報がわかりましたら、改めてメールにて知らせる。* UPS:無停電電源装置*「UPS故障」警報:UPSの異常を知らせる警報*「UPSバイパス給電」警報:UPSバイパス給電中であることを示す警報*「熱交換器ユニットA(B)トリップ」:熱交換器ユニットA(B)の循環ポンプがトリップしたことを知らせる警報
【東電からのメール6月30日19:41】
・現場にて調査を行った結果、UPS(無停電電源装置)に問題があると推定されたことから、UPSのバイパスなどを検討しており、復旧作業については明日、準備が整い次第、実施する予定。(続2)・なお、午後6時現在のプール水温度は36.6℃(仮設温度計の指示値)で、使用済燃料プール水の温度が保安規定上の管理温度の上限である65℃に達するまで、約60時間と予測。・今後、作業の進捗に合わせて、メールにて状況を知らせる。
【東電からのメール7月1日12:38】
・手順の確認等、使用済燃料プールの冷却再開に向けた作業の準備が整ったことから、本日午後1時30分頃を目途にUPSをバイパスする作業を開始する予定。作業時間は2時間程度を予定しておりますが、現場の状況等により変更となることも。なお、本日正午現在のプール水温度は42.2 ℃(仮設温度計の指示値)で、使用済燃料プール水の温度が保安規定上の管理温度の上限である65℃に達するまで、約47時間と予測。今後、4号機使用済燃料プール代替冷却システムが起動されましたら、メールにて知らせる。
【東電からのメール7月1日15:47】
・本日午後1時35分頃よりUPSをバイパスする作業を開始し本日午後2時45分頃、作業が完了したことから、午後3時7分頃、使用済燃料プール代替冷却システムのポンプを起動し冷却を再開。なお、起動時の温度は約42.9℃(仮設温度計の指示値)。・今後、早ければ今週中を目途にUPSの交換を行う予定。

福島の子供たちを救うために残り24時間!緊急署名 

今、福島の子どもたちを守る緊急署名を集めています。

AVAZZという所から署名できます。初めてだったので、どんなところか京都のアイリーンさんが紹介下さっている紹介です。

*******************
AVAAZについて:

米国に本部を置く国際的なNGO組織で、
グローバル市民擁護団体Res Publicaと
オンラインコミュニティーMoveOn.orgにより共同設立され、
2007年1月より活動を開始しています。

政治家や大企業の思惑と、一般市民の要望には往々にして乖離がある。
そこを訴えていく事で市民の声を反映させ、
世界的に問題になってる事柄をAVAAZがピックアップして
ネットを通して世界中から署名を集め、
アクションを起こすのが活動目的です。

活動内容は以下の通り。
・気候変動
・人権
・宗教紛争
など

 [ Avaaz ]という言葉は、ヒンディー語・ウルドゥー語・ファルシー語・ボス
ニア語・トルコ語・ネパール語・ダリー語を含む数言語で、”声”又は”歌”を
意味する。





私も、署名しました。

子供たちを愛する地元を愛する、普通のお母さんたちの中にはは、私の友人たちもいます。
地元のしがらみがある中、女性がお母さんが上京し、経産省前に座る、この思いを今は感じようと思う。

署名、まだ間に合います。


**** English version below****


素晴らしいです!一日で25,000人が署名してくれました。緊急行動を起こせるのは、残り僅か24時間です。この数字を倍にしましょう。―このメッセージを今すぐすべての人と共有してください―

日本在住の皆様へ


福島の勇気あるお母さん達が、自分の子供達を避難させる為に抗議行動を始めました。しかし 、日本政府はこれらの人々の避難に対して何らの援助も行っていません。福島の子供達を守る為に、大規模な国民の抗議が総理大臣を説得できる唯一の手段です。二日後に日本政府はこの問題について緊急会議を開催します。福島の子供たちを救おう!


今現在、福島市とその付近では、数千人の地元住民が、高レベル汚染地区に閉じ込められています。黒い雨が空から降り、地元の農作物は汚染され、津波によって住む場所をなくした家族やその子供達は避難することもできません。それでも政府は彼らを助けることを拒んでいます。

そこで福島の女性たちが動きだしました。日本中から数百人のサポーターが集まり福島の子供たちが避難するための支援を野田総理大臣に求めるため、東京の経済産業省前に座り込み、訴えています。私たちも彼女達と供に訴えることができます。

これは事実上、彼らの命をかけた行動です。放射能汚染の真只中にいる子供達には、時間がありません。 プレッシャーを感じ始め、日本政府は48時間後に緊急会議を開催する予定です。福島の母と子供たちをサポートしよう!トしよう!下記の緊急署名嘆願書に署名の上、このEメールを拡散してください。嘆願書は、会議前に、首相官邸に直接届けます。

http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1

我が国は今、選択すべき時にある。家族の価値観を大切にし、全ての子供たちの未来のために国家を再建していくか、困難に直面する人々に対して、このまま見て見ぬ振りを続け見捨てるか。福島に住む家族には一刻の猶予もない。日々大量の放射能を浴び、深刻な健康被害のリスクを高めている。

長期的な放射線被曝は、今日の子供たちだけでなく、その子供たちの子供たちまで、何世代にもわたって悲惨な影響をもたらす。チェルノブイリの事故後、旧ソ連は現在日本で問題となっている地域よりもはるかに低い放射能汚染地区の住人も避難させた。放射能で汚染された地域に取り残された福島市の子供たちは、自主避難に対する政府の援助無しに、この健康を脅かす深刻な状況から抜け出すことはできない。それにもかかわらず、日本政府は汚染レベルが、25年前のチェルノブイリ事故後に旧ソビエト政府が強制避難地区に設定した基準の4倍に達するまで、避難地区の対象としない。

何万もの日本人が力を合わせてこの状況に警報を鳴らせば、情勢を変え多くの家族に希望をもたらすことができる。日本の皆で共に抗議の声を上げ、野田総理大臣に国の信用に関わる問題であることを示し、立ち上がって人々の命を救うよう説得しよう。 緊急会議は二日後に開催されます-- 今すぐ嘆願書にあなたの署名を!ご家族やお友人にこのメールを転送してください。

http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1

3月11日、大地震に見舞われた日本は、今もまだその破壊の規模を受け入れようとしている。しかしこの荒廃の中に、国家再建のチャンスがある。私たちの国は今までにないほど団結し、日本のすべての人々のために、よりよい国にしていこうと行動し始めている。今こそ日本の子供たちとその子供たちの子供たちのために、健全な未来の土台を作っていこう。

希望を込めて

Kya, Luis, Dalia, Iain, Antonia, Carol, Emma, Ricken, Diego,その他Avaazチーム一同より

詳細情報:

女性達の反核デモ。
http://www.nipponnews.net/news/womens-anti-nuke-demonstration

フェースブックページ 福島女性たちの座り込み。
http://ja-jp.facebook.com/notes/namida-project/fukushima-womens-sit-in/214560515280077

特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111102dde012040025000c.html

全国女たちの座り込み! (市民社会フォーラム)
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=11124

朝日新聞 池澤夏樹氏「終わりと始まり」より 

明日は水無月の満月。夏の日に、左脳の一休みに、2点ご紹介いたします。どちらも、今ここで触れて、胸に深く入ってくる感じがします。


京都は祇園祭りのとき。17日はどうしてもまじめに体を休めた方がよさそうなので、宵山に明日か明後日行ってみたいと思います。
みなさま、夏を味わいつつ、ご自愛くださいませ。ではまた~♪

①作家 池澤夏樹さんの朝日新聞での文章。ブログに書かれている方からの転載です。
池澤さんの作品をいつかゆっくり森の中で読みたい。。。

②それから、もう何度も見ている方もおられるかと思いますが。まだの方はぜひ!
1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロでの「環境と開発に関する国連会議(環境サミット)」に集まった世界の指導者たちを前に、たった12歳の少女、セヴァン・-スズキが語った伝説のスピーチ。
youtubeです。
http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg

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①朝日新聞7月5日付夕刊 池澤夏樹氏「終わりと始まり」より転載


政治というもの、原理はわかっているつもりだ。
大は国家や国際機関から小は従業員数名の会社まで、
複数の人から成る共同体では誰かが代表となって
運営の方針を決めなければならない。その方針は
参加者みんなの総意を反映することが望ましい。

しかし人が十人いれば意見は十通りある。大人数なら
必ず党派ないし派閥ができる。意見を整理して総意を
まとめるプロセスが必要になる。そのプロセスのこと
を政治と呼ぶ。

代表に圧倒的な権力があれば政治は容易だろう。
多数の支持でその座に就いたのでもいいし、暴力で
それを得たのでもいい。ともかく反対意見を力で
封じて共同体を一定の方向に進めることができる。
(例として隆盛期のナチス・ドイツを挙げておこう)。

強力な指導者がいないと、政治の場は乱戦となる。
決定的な力を持たない指導者たちがボールを奪い合う。
審判はいるのかいないのか。国家レベルの政治の場合
混迷はいよいよ深くなって、時にはゴール・ポストが
逃げたりして、行く先はなかなか見えない。

菅直人の政府が迷走しているとメディアが伝える。
彼の性格に対する攻撃もずいぶん激しい。会ったことは
ないが、ひょっとしたら友人にしたくないような人なの
かもしれない。

明らかなのは、彼には圧倒的な支持はないということだ。
最盛期の小泉政権のような安定は望むべくもない。
さまざまな力が彼を首相の座から降ろそうとしている。
ポスト小泉の小型の首相たちはみな政権を投げだしたと
いうので批判された。今、菅首相は政権にしがみついて
いると批判されている。

政治はまず力である。産業界の求めるものと環境問題に
関心のある市民の求めるものは違う。その間で何らかの
結論を出さなければならない。互いに理性的に説得し合う
のは無理だから、露骨なパワーのバトルになる。見ていて
おもしろいからメディアは詳細に伝える。

外から見ればゲームだ。
名を成す政治家の多くはゲームに強い。発言のスタイルで
大衆の人気を博するタイプもいるし(例えば小泉淳一郎や
石原慎太郎)、裏からの工作で多くの議員をまとめて強い
派閥を作る者もいる(例えば小沢一郎)。

正直に言えと、ぼくはこの種のゲームに関心がない。勝敗の
行方を追うのはおもしろいとしても、国家は個人の資質に
よって左右されるにはあまりにも大きい。王政は暗愚な王が
出た時が悲惨だから消えたのではなかったか。

首相の性格はどうでもいい。政策だけで政治を見よう。

小泉政権がしたことはぼくは評価しない。生活保護世帯の
増加などで明らかなように、日本は所得格差が広まって
住みにくい国になった。

今、菅首相は「再生可能エネルギー特別措置法案」を
通そうとしている。この問題への彼の姿勢は一貫している。
初当選した翌々年の1982年に、衆院科学技術委員会で
再生可能エネルギーの普及を訴えた。

今回も5月6日には浜岡原発の停止を中部電力に申し入れ
10日には政府のエネルギー計画を白紙とした。送電事業を
電力会社から独立させる「発送電分離」に言及し、26日の
G8サミットでは一千万戸の家にソーラー・パネルを置くと
いう構想を発表した。

ぼくはどれにも賛成する。

その上であまり勘ぐりたくないと思いながら、この「政局の
混乱」というのは要するに、電力政策の転換への抵抗が理由
なのではないかと考える。主体は産業界、経済産業省、自民党
ならびに民主党の一部であるのだろう。

これはあまりに単純化した図式だ。すべてを敵と味方に分ける
のはまるでジョージ・ブッシュの世界観だと自分でも笑って
しまう。しかし、そう見ると納得できる部分があるのも確か
だし・・・などと思いは揺れるのだ。

このゲームにはメディアも参加している。週刊誌の見出しは
創意工夫の限りを尽くして菅直人の悪口を書いている。
悪辣で狡猾な人物だと言う。

しかし、悪辣で狡猾だろうがなかろうが、それはどうでも
いいのだ。彼には失策も多々あるだろう。溜飲を下げたいの
ならペテン師とでも何でも呼ぶがいい(ただし投げた泥は
自分にも返る)。

今、菅直人には罵詈雑言に耐えて電力政策の転換の基礎を
作ってほしい。策謀が必要ならそれも使い、とんでもない
人事も実行し、ぎりぎりまで居座り、改革を一歩進めてほしい。

なぜならば、福島の惨状を見れば明らかなとおり、原発には
未来はないからだ。ドイツとスイスとイタリアに次いで、
原子力からの賢明な撤退を選ぼう。




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